
エアコンの送風で洗濯物は乾くのか?一番早く乾く機能は【ドライ】
「部屋干しでもエアコンの送風なら乾くんじゃない!?」
このようなこと、一度は考えたことありますよね。
部屋干しは乾きにくいし臭いもつくし、良いことなしです。しかし、どうしても部屋干しをしなければならないとき、エアコンは役立ちます。
ただ、送風で洗濯物を乾かすのは、あまりおすすめできません。
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エアコンの送風機能の正しい使い方や仕組みとは?その効果とメリット
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エアコンの送風で部屋干しの洗濯物は乾くのか?

エアコンの送風で洗濯物は乾く
普通に部屋干ししているより、エアコンの送風を使った方が洗濯物は乾きやすいです。
閉め切りの部屋でも、風を循環させた方が洗濯物は乾きやすいですからね。これは扇風機を使っても同じこと。
しかし、送風は部屋の空気を循環させるためのモードで湿度を下げる効果はありません。
洗濯物を乾かすには、部屋の湿度を下げる必要があるので送風だけでは効果が薄いんです。
もし洗濯物を乾かすことにエアコンを使いたいなら、ドライの方がおすすめ。
一番早く乾く機能は【ドライ】

一番早く乾く機能はドライ
エアコンで洗濯物を乾かしたいなら、ドライ(除湿)モードがおすすめ。
理由は、部屋の湿度を下げてくれるからです。洗濯物を干していると、どうしても湿気が出てしまうため、部屋の湿度が上がってしまいます。
湿度が上がると、洗濯物に含まれた水分が行き場を失い、なかなか乾きません。
そこでエアコンのドライが大活躍。部屋の湿度を下げてくれるので、洗濯物に含まれた水分が逃げやすくなります。
また、扇風機やサーキュレーターがあれば、ドライと一緒に使ってみてください。湿度が下がるだけではなく空気の循環が生まれて、さらに乾きやすくなりますよ。
エアコンの送風はどんな時に使えばいいの?

エアコンの送風を使う時
「そもそもエアコンの送風って、どのタイミングで使うものなの?」と思う人が多いですよね。
エアコンの送風を使う理由は3つほどあります。
- 体感温度を下げる
- 冷房を効率よく使う
- エアコン内のカビ発生を抑制する
送風はエアコンが風を送り出す機能なので、部屋の空気が循環して体感温度が少し下がります。
そして、送風の重要な役目がエアコン内のカビ発生を抑制してくれること。送風を使うとエアコン内部に風が入るので、エアコン使用後に発生する結露を抑えてくれるのです。特に冷房を使った後は、数十分でもいいので送風をするのが良いですよ。
また、冷房を使い始める前に送風を行うと、冷房の効き目がよくなります。送風は、部屋の空気を外に送り出してくれるため、冷房前に使うことで効率よく部屋を冷やしてくれるのです。
さらに電気代も安く抑えられることもメリット。
「冷房」「除湿(ドライ)」「送風」の違いを比較
- 冷房:部屋の暑い空気を外に送り出すことで熱を下げる。部屋の温度を下げることが目的のモード。
- 除湿(ドライ):部屋中の水分を外に送り出すことで、部屋の湿度を下げるモード。部屋の空気をエアコンに取り込み、熱交換器に付着した水分を外に送り出している。
- 送風:エアコン内のファンが回っているだけのモード。扇風機と同じで、部屋の空気を取り込み排出している。
それぞれ違いはあるものの、冷房と除湿に関しては、そこまで大差がないように感じますね。
そもそも気温が低くなると、水分は空気中にいられなくなるため湿度も下がります。
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